外壁塗装で「高い塗料」を選べば長持ちする?実は塗料より確認したい5つのこと
外壁塗装の見積もりを取ると、
シリコン
フッ素
無機塗料
など、さまざまな塗料を提案されます。
「一番高い塗料なら、一番長持ちするんですよね?」
と思われる方もいるでしょう。
しかし外壁塗装は、それほど単純ではありません。
①現在の外壁に合っているか
まず大切なのは、現在の外壁材や既存塗膜との相性です。
窯業系サイディング、モルタル、金属系外壁など、住宅にはさまざまな外壁があります。
既存の状態によって必要な下塗り材や施工方法も変わります。
そのため「人気ランキング1位の塗料」を選べばいいわけではありません。
②下地処理が適切か
非常に重要なのが下地処理です。
鉄部であればサビや旧塗膜の処理。
外壁であればひび割れや浮き。
シーリングが傷んでいれば、その処置。
こうした工程を十分に行わず、高性能塗料だけ塗ったとしても、本来の性能を発揮できない可能性があります。
家づくりと同じです。
どれだけ高級な仕上げ材を使っても、土台に問題があれば意味がありません。
③必要な塗布量が守られているか
塗料にはメーカーが定める標準的な使用量があります。
「3回塗ったから大丈夫」
というだけではありません。
同じ面積でも使用する材料量によって塗膜の状態は変わります。
施工面積に対して必要な材料量を考えて施工することが大切です。
④乾燥時間が確保されているか
塗装工事には乾燥時間があります。
下塗りをした直後に、何でもすぐ次を塗ればいいわけではありません。
気温や湿度、材料などを考慮しながら施工する必要があります。
完成直後だけを見れば違いが分からないこともあります。
だからこそ工程管理が重要なのです。
⑤職人が建物を見て判断しているか
住宅は一軒一軒状態が違います。
マニュアル通りに、
洗って
下塗りして
2回塗って終了
では対応できないケースもあります。
傷んでいる場所を確認し、その住宅に合わせて施工方法を考えることが重要です。
「メーカー名」だけで業者を決めない
有名メーカーの商品を扱っている。
施工実績が多い。
表彰されている。
こうした情報も判断材料の一つではあります。
しかし、それだけで施工品質のすべてを判断することはできません。
実際に自分の家を、
誰が診断して
誰が施工して
どのように管理するのか。
ここも確認しておきたいポイントです。
希塗匠が考える「長持ちする塗装」
私たちが考える長持ちとは、単純に「○年間剥がれない」ということだけではありません。
外観の美しさ。
塗膜の状態。
建物を守るための機能。
下地の状態。
これらが長期間良好な状態で維持されていることが重要だと考えています。
そのため、塗料の商品名だけを見て工事を選ぶことはおすすめしていません。
高級塗料より「工事全体」を見る
例えば、
100万円の工事で丁寧な下地処理を行う施工。
120万円の工事で高級塗料を使うものの、下地処理の内容が分からない施工。
金額や商品グレードだけでは、どちらが適しているか判断できません。
外壁塗装を比較するときは、
「何を塗るか」
と同じくらい、
「どう塗るか」
を確認してください。
大垣市・岐阜県で外壁塗装をご検討中の方は、塗料のグレードだけでなく、下地から仕上げまで含めて比較してみてください。